ヨガニードラの静寂なるパワー

最近、ヨガニードラ(眠りのヨガと言われる)や瞑想に興味があります。最近はオンラインでのレッスンやアプリでも手軽に体験できるようになりましたね!本当にありがたいことです。

自分の脳がいつも何かでいっぱいいっぱいになっていて、特に在宅勤務が始まり、外との繋がりがめっきり減ってからというもの、顕著に渦を巻くようにぐるぐるとしているような気がします。

自分のヨガでもぜひ取り入れたい、そのためにはちゃんと知識を得なければ、と。先日、ある講座に参加しました。そのメソッドというより、ヨガニードラの理論的な部分と体験が主でしたが、何よりも「体験、体感」が重要だということが分かりました。レッスン中に寝てしまっていいのかどうか、眠りとヨガニードラの違いとは、、などなど、かなり奥深く、その起源はヨガ哲学にまで遡ります。

つまるところ、人間が普段生活をしていると身体のあちこちに緊張が生まれていきます。様々な経験や感情を積み重ねていくうちに、「好き嫌い」「暑い寒い」「なんだか居心地悪い、どこそこが痛い・・」などなど、いろんなストレスや緊張にさらされていきます。身体も心も意識もすべて、そのストレスへとどんどん向かっていき、もともと「快適で幸せな存在であるはずの自分」は見失われ、どこかに行ってしまいます。

本来の幸福な自分を取り戻すために、行うヨガニードラや瞑想はとても効果があるというのです。

講座は3日間。最初の2日の体験では、全然誘導に乗って行けず、頭は始終、覚醒したままでした。むしろ、終わった後には、自己嫌悪や自己否定の感情が出てきて、しばらくモヤモヤとしたままでした。

しかし、最終日の体験では、すぅーっとヨガニードラのゴールである「まどろみ」の状態に入ることができ、終了後には何とも言えない幸福感に包まれていました。練習を重ねると、すぐに切り替えができるようになり、脳内のストレスを受ける部分が変化していくようです。

特に、この時期はコロナウィルスの影響で社会的に重い空気に包まれていますので、その中で幸福感を得ることは難しいと思います。でも、ヨガニードラや瞑想のように、ほんの10分でも20分でも身体を動かして、誰かに肯定的なメッセージを言ってもらいながら、静かに横たわる時間を持てることは、本当に貴重なのではないのでしょうか。

もう少し勉強をしてから、私もヨガに取り入れたいと思っています!

イライラ、眠れない、怒りがある、ハッピー、悲しい, etc.その日の感情によってメニューを考えてくれるアプリもたくさんあるようです。ぜひ、試してみてくださいね!



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YOGAレッスン・ワークショップ・ヨガリトリートと 日常のヨガを綴っています。